皆さんこんにちは。
結婚式ムービー制作会社プリンセスネットの飯田です。
今日は、結婚式ムービーにおけるズーム機能について解説をしていきたいと思います。
ズーム機能をうまく使えると、シーン毎に動き方の工夫ができるようになるので、オリジナル性を出せるように合ったり、シーン数が多い映像でも、最後まで飽きずに観てもらえる映像にできたりするので、業者に制作を依頼する予定のある方や、自作をお考えの方はぜひ覚えておくようにしましょう!
ズーム機能について
ズーム機能とは
ズーム機能とは、主に「ズームアップ」と「ズームアウト」の2種類があります。
ズームアップは、一番スタンダードなもので、全体表示から始まりだんだんと本人(拡大したい対象)に近づいていく動きのことです。
ズームアウトはその逆で、本人(拡大したい対象)を最初に表示させておき、時間がたつに連れて段々と全体表示へ引いていく動きのことを指します。
複数人で映った写真(集合写真など)で本人がどこにいる変わらない場合に使用するケースが多いエフェクトです。
動きの違いを映像で比較
ここでは主にズームを使えた場合とつけなかった場合の動きの違いについて観ていきたいと思います。
ズーム機能ありの場合は、段々被写体によっていく動き(ズームアップの場合)または、被写体から写真全体に離れていく動きがつきます。
ズーム機能なしで作成した場合は、全体表示で写真が一定時間留まるイメージです。
もともと映像のデザインでシーン毎に動きがついている場合は、上記のように少しだけ全体的に拡大しているような動きとなる場合もあります。
ズーム機能を使うかどうかの判断基準って?
結論:当時の自分はこれ!と注目して欲しい場合は使う。逆に全体の雰囲気を観てほしい場合は使わない。
例としては、幼稚園や小学校の運動会での写真などが挙げられるでしょう。
同じような顔の子がたくさん写っており、服装も似ているのでパッと見でどれが自分かわからない場合ですね。
あとは、大学生時代の写真などで、印象が今と違いすぎてどれが本人かわからないなんて場合もありだと思います。
こういう場合で、当時の幼い顔をちゃんと観てほしいという場合にこのズームエフェクトが役に立ちます。
逆に、ワイワイしている全体の楽しい雰囲気を感じてほしいだったり、4名くらいで写っている写真だから、すぐにこれが自分でわかってもらえる…なんて写真であれば、わざわざズームを掛ける必要もないかもしれません。
また何シーンもズームばかりが続く映像だと、観ているゲストも疲れてしまいます。
(確かに本人が主役ではあるけど、観るシーンすべて本人の拡大写真ばかりだったら、流石に観るのも飽きてくると思いませんか?)
バランス良くエフェクトの有無を選択しよう
先程にも挙げたように、便利な動きだからといって毎シーンすべての写真にズームが付いてしまうと、いつもいつも顔のアップばかり表示されて、見ている側も少しうんざりしてしまいます。
でも、ズーム機能が一切ないプロフィールムービーはペッタリした印象で、それはそれでただのスライドショーみたいで、クオリティが低いように感じられてしまいます。
ズーム機能は映像にメリハリをつける意味でもとても便利な効果です。
写真を見て「この写真はぜひ自分を見てもらいたいな!」と思ったものだけに付けるとバランスよいプロフィールムービーになると思いますよ。